お知らせ 「みずくる」インドネシアでも活躍 2025.02.07 水害が多発するインドネシアで、弊社の「豪雨時リアルタイム冠水監視システム みずくる※1」を用いた冠水監視の実証実験プロジェクトが進んでいます(R6年度総務省海外展開支援事業※2)。 現地道路の冠水状況 現地打ち合わせ このプロジェクトは、弊社が開発した小型の水感知センサと、Skeed※3の通信技術、SCSK※4のIoTサービスを連携したIoTリアルタイム冠水監視システム「みずくる」の現地実証実験を行うものです。 これらとSCSK グループの PT SCSK GLOBAL INDONESIA※5の4社が共同で、東ジャカルタに位置する工業団地 EJIP 社※6の協力を得、EJIP を仮想の市街地とみなした冠水監視の実証実験プロジェクトを開始しました。 センサ設置状況 路肩・歩道にセンサ設置 これまでに2回現地を訪問し、1 回目の訪問で日本との違いや現地特有の課題を収集、2 回目でセンサや通信機器を設置し冠水監視を開始しました。設置時期はインドネシアの雨季にあたり、早速センサが増水を検知。「みずくる」による冠水情報がリアルタイムに可視化され、冠水への迅速な対応が可能となるなどの成果が得られました。 現在は、引き続き各センサによる冠水監視を継続して、システムの有効性や適応性をさらに検証し、次の展開に向けた課題の整理を進めています。 ※1:https://www.nita.co.jp/system/mizukuru/ ※2:https://www.nita.co.jp/news/news110/ ※3 株式会社Skeed https://skeed.jp/ ※4 SCSK株式会社 https://www.scsk.jp/ ※5 PT SCSK GLOBAL INDONESIA社(SCSKグループのインドネシア法人) https://scskidn.com/index.html ※6 EJIP(East Jakarta Industrial Park) https://www.ejip.co.id/ インドネシア初の日系民間工業団地、320ha(東京ドーム約 70個分相当)の広大な敷地面積を誇る。現在は入居企業90社(日系企業72社)が操業。 [関連サイト] 浸水監視技術が海外進出 ジャカルタの事例 浸水センサ表示システム(国土交通省) 徳島県との協定締結のお知らせ 国土交通省の令和7年度ワンコイン浸水センサ実証実験に...